四十八横手を行く |
■ | 年月日 | 2020年1月18日 |
■ | 天気 | 曇りのち晴れ |
■ | 同行者 | YS氏、HM氏、Jino、K氏 |
■ | 行程 | 登山口8:58−9:23林道出会9:26−9:56廃屋−10:49休憩小屋−10:56滝−11:01山の神11:12−11:15屋敷跡(廃屋)11:17−11:20砂防ダム−11:28砂防ダム(工事中)−11:39林道11:51−12:24林道出会12:27=12:35登山口
(途中休憩、撮影時間含む) |
YS氏より、前回(2019.12.18)に続いて金借り道の探索に誘われ、参加した。今回は、前回と逆に、五郷町湯の谷から道を辿るとのことである。メンバーも前回の4人に加えてもう一人の5名である。飛鳥町神山のバス停で待ち合わせ合流して、湯の谷へ向かう。林道高代山大井川線に入り、しばらく行ったところが登山口である。YS氏は登山道が再び林道と出会うところまで車を持っていくとのことで、残り4人で出発する。鉄の階段を上り、少し荒れた道を行く。少し行ったところで、右下に炭焼き窯の跡が認められる。やがて正面に岩壁が現れ、その右側を巻き上がると、幅広の立派な道が伸びている。ほどなく林道出会いに到着。少し広場になっており、その片隅から高代山への登山道が登っている。正面の山の山頂付近が白くなっている。昨夜の雨が雪になったようだ。
林道高代山大井川線を登る |
鉄の階段を上って入山 |
荒れ気味の道を行く |
炭竃跡 |
先へ歩を進める |
森の中に苔むした石組みが見られる |
岩壁の上は幅広の立派な道だ |
林道に出た |
右上の階段を上ると高代山へ |
向かいの山の山頂付近には白い雪が認められる |
林道下が土捨て場になっており、その奥から山道に入る。ここも幅広い道が続いている。沢筋など、ところどころ崩落したところもあり、通過に注意が必要なところもあるが、等高線に沿った起伏のない歩きやすい道である。ただ、尾根筋沢筋を一つ一つ辿っていくため、くねくねと曲がり、よく似た景色が繰り返し現れる。この道は四十八横手と呼ばれているようだ。48回もくねくねと曲がる横道という意味だろうか。途中、廃屋を見る。さらにその先、508mピークの近くで、下に下る道を認める。高尾谷に下る道のようだ。さらに歩を進めると山林作業者の休憩所だろうか小屋掛けがあり、その先に林道へ上る道が登っている。この先、高尾谷本流の流れがはるか下に見えている。その川面が徐々に近づいてきた先に、一筋の滝が流れ落ちている。さらに沢に沿って歩を先に進める。苔むした伐採木の中を進んでいくと、山の神が祀られていた。ここでしばし休憩。
林道下の土捨て場 この先に四十八横手の道が伸びている |
幅広の立派な道だ |
沢筋などところどころ崩落したところもある |
廃屋が現れた |
道が緑色に苔むした石組みで守られている |
休憩小屋がある |
川面が近づいてきた |
滝 |
沢沿いを行く |
山の神 |
一息ついて出発。少し行ったところに屋敷跡があり、倒壊した建物の屋根に杉芝がいっぱい積もっているのが認められる。付近には茶わんやヤカンなどの生活道具も落ちている。さらに進むと、前方に砂防ダムが認められる。このあたりから、これまで続いていた道もはっきりしなくなる。地形図でも道はさらに先に延びているようだが、沢の出水などで崩落したようだ。やむなく上を走っている林道に上ることに。砂防ダムの上方にもう一つ工事中の砂防ダムが見える。そのはるか上が林道である。荒れた斜面を工事中の砂防ダムまで登る。ここからは工事作業者の通る道が林道まで登っているが、なかなかの急坂である。息を切らしながら急登し、ようやく林道(林道高代山大井川線;地形図には記載がない)に出る。今日はここまで、林道出会いに止めている車のところまで、ひたすら林道を歩く。途中、白く雪をかぶった笠捨山を見ることができた。林道出会いに置いていた車で登山口まで戻り、解散となる。
屋敷跡 |
沢沿いに先へ進む |
砂防ダムが現れた |
上の方にも工事中の砂防ダムが認められる |
工事中の砂防ダムのところから林道へ上がる |
急坂を登る |
林道に到着 |
林道を行く 正面の山は高代山 |
雪をかぶった笠捨山が見える |
車駐車地に到着 |