池の宿探訪

石組み

森の中に残る苔むした石組み
               
年月日  2019年12月18日
天気  曇りのち晴れ
同行者  YS氏、HM氏、Jino
行程 駐車地9:43−10:23池の宿洞門西口10:33−10:36林道降口10:46沢(吊橋跡)10:48−11:23峠−11:41作業道出合(昼食)12:41−(沢沿いに下る。分岐12:50を通り過ぎた先で尾根に向かって登り始める)12:58−13:04尾根−13:14峠13:16−13:29沢13:40−14:00林道−14:42駐車地   
(途中休憩、撮影時間含む)
 


YS氏より、池の宿の金借り道を探索に行くとお誘いがあり、参加した。池の宿は、熊野市飛鳥町大又の奥に位置し、かつて木地師が住んでいたとのこと。財をなした木地師もおり、五郷方面の貧しい人々が、五郷町湯の谷から山坂を越えてお金を借りに行ったところから、その道を金借り道と呼ぶようになったようだ。

朝8時、熊野交流センター駐車場で、HM氏、Jino氏と合流し、HM氏の車で飛鳥の道の駅きのくにへ。ここでYS氏と合流し、池の宿林道へ。途中にゲートがあり、鍵がないと先へは進めない。ゲートを抜け、池の宿洞門を目指す。途中、道が大きくカーブしたところに登山道が登っており、三口山方面へ行くことができるとのこと。その先、対岸に木地師の墓があるということだが、見つけられずにいるとのことであった。さらにその先、倒木があり通行不能となっている。路肩に車を置き、徒歩で洞門を目指す。およそ40分ほどで洞門に到着。

木地師の墓のあるあたり
木地師の墓のあるあたり

 
道
林道が倒木でふさがれている

 
林道
林道を歩く

 
池の宿洞門
池の宿洞門

 

一息ついた後、少し道を戻ったところから地形図の破線道を沢に下る。降り口のところに何か構造物がある。しばらくは道もはっきりしており、木材で補強したところもあるが、やがて不明瞭となる。見当をつけながら沢に向かう。途中、モノレールの支柱が認められた。沢近くになり、屋敷跡であろうか、平たん地も認められる。沢まで下ると、両岸に石組みが見られる。ワイヤーの残骸も認められ、吊橋が架かっていたようだ。

降り口
沢への降り口のところにある構造物
 
道
木材で補強された道
 

 

 
モノレール支柱
モノレール支柱

 
石組み
森の中に残る苔むした石組み

 
石組み

 
道
道がはっきりしない

 
沢
沢に到着

 
沢

 
沢

 
吊橋
岸の石組み 吊橋が架かっていたと思われる

 

飛び石伝いに沢を渡り対岸へ。さらに破線道を辿って、峠に向かって登る。登り始めてすぐ、道の下に炭焼き窯が認められた。急坂を登り峠に到着。尾根筋を高代山に向かって道が伸びている。我々は破線道を辿って沢に下ることに。ところが、降り始めてすぐ、破線道とは違うはっきりした道が等高線に沿って伸びている。地形図で確認すると、我々が目指す方向につながっていそうだ。いけるところまで行こうと、その道を辿る。やがて、小沢を渡った先の平たん地に出る。朽ちかけた小屋が立っており、作業道がここまで伸びてきている。YS氏とJino氏は、この作業道を通ってここまで来たことがあるとのこと。付近を探索すると、当初予定していた沢沿いにも、かすかに道が認められる。時刻もちょうど昼時。ここで昼食休憩とする。
道
峠に向かって登る

 
炭焼き窯
炭焼き窯

 
道

 
小屋
小屋のある平たん地に出る

 
作業道
作業道が伸びてきている

 
昼食休憩
昼食休憩

 

昼食後、先ほど確認した沢沿いの道を辿って戻ることに。落ち葉に埋もれて分かりにくい道を、沢に沿って下る。途中、峠に向かう破線道の分岐を見逃して、さらに先へ進む。しばらく行ったところで、道がはっきりしなくなり、地形図で確認して、尾根に上ることに。道なき道を尾根にまで登る。尾根筋には道が認められないが、峠に向かって尾根を辿ると、やがてはっきりした道が現れる。ほどなく峠に到着。峠からは、来た道を沢まで下り、再び登り返して林道へ。その後、林道を歩いて駐車地まで戻る。

道
沢沿いの道を行く

 
道
峠から沢に下る

 
沢
沢に到着
 
道
林道を駐車地に戻る

 
五右衛門風呂
林道わきに五右衛門風呂が
 

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