シロヤシオとその後ろにマブシ嶺(手前中央のピーク) |
■ | 年月日 | 2021年5月23日 |
■ | 天気 | 晴れ |
■ | 同行者 | YT氏 |
■ | 行程 | 駐車地8:25−8:40ゲート−9:07地蔵さん9:09−9:15地蔵峠9:30−9:54古和谷分岐9:58−10:05又口辻−10:30龍辻10:40−11:05中ノ嶺11:13−11:31細又谷の頭−11:46新木組峠11:48−12:08木組峠上稜線分岐12:10−12:13木組峠12:48−12:51木組峠出合−13:02中ノ峠−13:29マブシ嶺下展望地13:37−14:06マブシ嶺14:36−15:25木組峠出合15:34−15:39木組峠−15:46木組峠上稜線分岐−15:56光山分岐−16:36林道終点−17:02地蔵峠−17:44駐車地
(途中休憩、撮影時間含む) |
朝、6時半自宅出発。途中YT氏を乗せ、途中コンビニで昼食を調達する。相賀より栃山木組林道をたどる。水無峠までは舗装されているが、その先は地道である。峠には2台の車が駐車されている。いけるところまで行こうと、パンクに注意しながらゆっくり進む。途中でも1台駐車している。今日は入山者がいるようだ。ゲートまでと思ったが、路面が思わしくないので、ゲート手前1kmほどの所で路肩に駐車する。準備を整えて出発する。ここから地蔵峠まで林道歩きである。ゲートを越え、新緑の中を進む。小鳥の声が賑やかである。地蔵峠手前の切通の所で、地蔵さんの表示を見つけ、稜線に上がる。大きなトガの木の根元に地蔵さんが祭られている。右〇〇、左○〇と彫られており、道標を兼ねていたようだ。林道に戻り、ほどなく地蔵峠に到着する。峠にはNTRCの皆さんによる道標が設置されている。この後も道標が整備され、テープもこまめにつけられており、コース取りは大変楽であった。ここで一息つく。
林道ゲート |
蝶 |
新緑の中を行く |
地蔵峠手前の切通しの上のお地蔵さん |
道標を兼ねているようだ |
地蔵峠登山口に到着 |
地蔵峠の道標 コースがテープを色分けして表示されている |
最初の急坂を登ると、穏やかな登りとなる。ほどなく木和谷分岐を経て又口辻に到着。尾鷲道はここから稜線の東側をトラバースするように通っている。我々は稜線上の竜辻を目指す。途中、木の間越しに尾鷲の町が見える。火力発電所の煙突がなくなったため、少し印象が違う。この道筋にはシロヤシオが多い。落花し始めているが、それでもたくさんの花をつけている。中には、木全体が真っ白に見えるほどのものもある。ところどころからの展望やシロヤシオの花を見ながらなかなか歩が進まない。ようやく竜辻に到着。
古和谷分岐を目指す |
古和谷分岐 |
又口辻を目指す |
又口辻 |
竜辻を目指す |
途中からの展望 左中央奥のピークは尾鷲市の最高峰、高峰山く |
尾鷲の町が見える |
シロヤシオが満開だ |
ヤマツツジ? |
竜辻に到着 |
龍辻からの展望 尾鷲の町 |
竜辻を経て中ノ嶺を目指す。ここもシロヤシオが多い。その中にヤマツツジのオレンジ色が混じっている。途中杉だろうか、太い枯死木を見る。中の嶺からは大普賢岳から釈迦ヶ岳にかけての大峰の山々が見渡せる。さらに歩を進め、新木組峠を目指す。途中のピークには細又谷の頭のプレートがあった。新木組峠へ下る途中の裸地の所で、ようやくこれから向かうマブシ嶺がみ見えた。その奥に大台ケ原。西に目を移していくと、東の滝と中の滝が白く見える。さらに、竜口尾根のごつごつとした稜線、その後ろに大峰の山々が見える。新木組峠からは稜線の西側に尾鷲道が続いており、前回はこの道をたどったのだが、途中崩落個所がいくつかあった。今回は稜線の道をたどることとする。新木組峠を越え、さらに稜線を進むと木組峠上の稜線分岐につく。ここから光山への道が分かれている。その途中から林道終点に降りることもできる。帰りはこれをたどる予定である。ここから少し下ると木組峠である。ここで昼食休憩とする。
新木組峠を目指す |
ヤマツツジ? |
大きな杉の枯死木があった |
中ノ嶺に到着 |
ここもシロヤシオが満開だ |
中の嶺からの展望 釈迦が岳 |
弥山と八経ヶ岳 |
行者還岳と大普賢岳 |
シロヤシオの奥に弥山と八経ヶ岳 |
新緑のトンネルの下を新木組峠を目指す |
ここにもシロヤシオ |
途中のピークには細又谷の頭のプレートが |
新木組峠への途中からの展望 西の滝と中の滝 |
マブシ嶺が見えた(中央の裸地の見えているところ) |
マブシ嶺 奥は大台ケ原 |
シロヤシオの稜線を下る |
新木組峠に到着 |
稜線をたどって木組峠を目指す |
木組峠上の稜線分岐に到着 ここから光山への道が分岐する |
木組峠に到着 |
さて、木組峠からは、稜線の西側を通っている尾鷲道をたどることにする。木組峠から少し下ったところ(木組峠出合の標識が立っている)が尾鷲道との合流点である。ここで新木組峠へ向かう尾鷲道は崩落により大きく寸断されている。尾鷲道は起伏の少ない歩きやすい道である。途中中ノ峠の看板を見、新緑の中を進む。一本木を過ぎたあたりで木間越しにマブシ嶺を間近に見る。その先、展望のいい裸地を過ぎ、いよいよマブシ嶺への登りにかかる。息を整えながら登り、マブシ嶺に到着。裸地で覆われた広い山頂である。360度の大展望である。目の前に、東の川から突き上げる竜口尾根、その奥には大峰の山々が一望である。さらに目を転ずれば、遠く和歌山県の山々がかすんでいる。展望を楽しみながらの大休止。
尾鷲道をたどってマブシ嶺へ |
中ノ峠 |
新緑の中を行く |
木の間越しにマブシ嶺が見える |
マブシ嶺下からの展望 手前のごつごつとした尾根が竜口尾根 左中央のピークが又剣山 その後ろが大峰の山々 |
マブシ嶺への登り |
マブシ嶺に到着 三角点 |
マブシ嶺からの展望 尾鷲の町 |
たどってきた稜線を俯瞰する |
大普賢岳から行者還岳 |
行者還岳から弥山・八経ヶ岳 |
釈迦が岳 |
坂本ダムの湖水 |
さて下山。木組峠上の稜線出合まで来た道を戻る。ここからは光山方面へ向かい、途中から林道終点へ降りる予定である。尾根沿いに進み、光山分岐の道標の所から林道に向かう。やがて道は桧・杉の植林地の中を進む。ここも道標・テープがしっかりとついているので迷わずに降りることができたが、これらがなければコース取りに迷う箇所があった。ひとしきり下って林道終点(腰森谷登山口)に到着。長い林道歩きを経て駐車地に戻る。
来た道を戻る 尾鷲道にはこのようなプレートが所々にかかっている |
尾鷲道を行く |
木組峠下の出合に到着 尾鷲道はこの先も続くが、ここで大きく崩落している |
木組峠上の稜線分岐から光山方面へ進む ここもシロヤシオが満開だ |
光山分岐 ここから林道終点に下る |
この辺りは植林地になっている |
道標・テープがないと地図とにらめっこしなければならない |
林道終点に到着 |
長い林道歩きで駐車地に戻る |
前回歩いたときに比べ、NTRCの皆さんにより道標、テープ等がしっかりと整備され、とても歩きやすかった。途中のシロヤシオの花やマブシ嶺からの大展望等、天気にも恵まれ大満足の山行きであった。