筏師の道を辿って有蔵集落跡を訪ねる

石組み

屋敷跡の石組み
               
年月日  2020年1月11日
天気  晴れ
同行者  RN氏、Jino、EO氏他
行程 東野トンネル東口10:15−10:20分岐−10:39立合川吊橋−10:46立合川木馬道分岐10:49−11:00集落跡11:16−11:34国道への分岐11:36−11:39有蔵集落跡12:52−12:54国道への分岐12:55−12:56国道  13:07小松吊橋跡13:17=13:19牛頭神社13:27=13:29展望台13:37=13:39立合川橋13:47=13:55竹筒14:02−14:12竹筒神社14:18−14:22竹筒   
(途中休憩、撮影時間含む)
 


十津川村のRN氏からJino氏に、北山川沿いにかつてあった有蔵という集落跡を探索するので一緒に行かないかととのお誘いがあったということで、僕の方にも案内があり、出かけることにした。10時に国道169号線の東野トンネルのところへ集合とのことで、Jino氏に迎えに来てもらい、9時前自宅を出発。紀和町から国道311号線を通って向かうつもりが、途中で工事通行止めになっており、急遽引き返し、育生から奥瀞を経て向かう。ちょうど10時、東野トンネル東口に到着。道路わきのスペースに車を止める。すでにRN氏をはじめ数名の方々が到着されている。初めて顔を合わす方も見え、簡単に自己紹介をして出発する。

トンネル出口わきから山道に入る。よく整備された道をしばらく進むと、分岐に出る。道標によると、右に向かうと東野峠を経て瀞八丁へ、左に向かうと和歌山県北山村の小松に至るようだ。この道は、かつて筏を流した筏師たちが家に戻るときに使った道(筏師の道)でもある。近畿自然歩道にもなっているようだ。我々は左に道をとる。右下には北山川の流れが見える。しばらく行ったところで立合川に向かって下っていく。そこで吊橋を渡る。橋の下の立合川の水は透明に澄んでいる。

入り口
東野トンネル東口のところから入山する

 
道

 
分岐
分岐

 
分岐

 
分岐

 
道
分岐から瀞八丁方面
 
道
先へ歩を進める
 
北山川
眼下に北山川を望む

 
道

 
道

 
吊橋
吊橋が見えた

 
立合川
澄んだ水をたたえる立合川

 
吊橋
立合川にかかる吊橋を渡る

 
吊橋

 
吊橋

 
吊橋
吊橋から立合川をのぞむ

 

吊橋を渡ると、しばらくの登り。足元の石は緑色に苔むしている。しっかりとした石組みも見られる。やがて分岐に出る。ここから立合川に沿って木馬道が伸びているとのことで、途中には滝も見られるとのことである。我々はさらに先へ進む。途中、立合川の川口に向かう道を分岐する。さらにその先、石組みが見られる。右下に畑の跡地だろうか平たん地も確認できる。少し下って探索する。北山川沿いはがけ地になっている。その先端に立つと、北山峡ともいわれる北山川の流れがきれいである。人工物が視界に入らない分、一層美しい。

道
苔むした石の道を進む
 
道
しっかりとした石組みが残っている
 
道

 
国道
すぐ上を国道が走っている
 
分岐
立合川木馬道への分岐

 
分岐

 
分岐
筏師の道の標識
 
分岐
立合川口への分岐

 
分岐

 
集落跡
集落跡?を探索
 
北山川
北山川
 
北山川
北山川沿はがけ地になっている

 
北山川
北山川(北山峡)をのぞむ
 
北山川

 
北山川

 

元の道に戻り先へ進む。やがて道沿いに苔むした石組みが現れる。右下に、畑の後だろうか、平たん地も確認できる。有蔵集落の跡のようだ。少し行ったところに、国道に上る分岐に出る。この場所から下に降りる。石組みのある平たん地が広がっている。その一角には住居跡であろうか、五右衛門風呂やかまど跡が確認できる。付近には石組の祠や炭焼き窯跡などが認められる。白石を敷き詰めた中に丸い石が据えられている。信仰のあとのようだ。ここも北山川沿いはがけ地になっている。しばらく探索した後、昼食とする。
道
苔むした石組みの横を行く

 
分岐
国道への分岐 ここから下に降りる
 
屋敷跡
有蔵集落の屋敷跡

 
五右衛門風呂
五右衛門風呂

 
かまど跡
かまど跡

 
甕
醤油を入れて運んだ甕らしい

 
石組み
屋敷跡の石組

 
炭焼き窯
炭焼き窯
 
祠


 
丸石
丸石が祀られている
 
川
ここも北山川の川沿いはがけ地になっている

 
川
>
 
集落跡

 

昼食後、分岐を経て国道へ出る。ちょうど有蔵3号橋と有蔵4号橋の間である。ここに置いていた車で、運転手が東野トンネルのところに置いている車を取りに行く。そのあと、小松へ向かう。しばらくぶりの(もう20数年ぶりだろうか)小松はずいぶんと変わっている印象だ。対岸の紀和町とをつないでいた吊橋は、数年前の洪水で流されたという。川面からずいぶんと高いところにあり、ここまで水が来たのかと驚く。

少し戻って、牛頭神社を見る。ここにも丸石が祀られている。

次いで東野トンネル手前の立合川橋で車を止め、立合川を上から覗く。かなりの高さがある。橋の東詰めのところから木馬道に降りる道があるというので確認する。

最後に竹筒に行き、竹筒神社を探索する。ここで通行止め解除の時間を見計らって、みんなと別れ、帰路に就く。

道
分岐から国道に出る 有蔵3号橋

 
吊橋
小松 吊橋の跡

 
水位
伊勢湾台風の時の水位を示す標識
 
カモシカ
カモシカがいた

 
牛頭神社
牛頭神社
 
牛頭神社

 
牛頭神社

 
牛頭神社
ここにも丸石が祀られていた
 
立合川橋
立合川橋

 
立合川
橋の高さはかなりあるようだ
 
立合川
立合川上流部をのぞむ
 
標識
橋の西詰めにある木馬道への道標

 
竹筒神社
竹筒神社
 
竹筒神社

 
竹筒神社

 

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