八郎山

八郎山

八郎山
               
年月日  2019年1月2日
天気  晴れ
同行者  二歩の会
行程 田原生活改善センター(駐車地)10:06−10:10登山口−10:41送電線10:46−11:22八郎峠11:28−11:38八郎山12:22−12:30八郎峠−12:58下山口13:08−13:45大泰寺14:19−(車)−14:34田原生活改善センター(駐車地)   
(途中休憩、撮影時間含む)
  


1月2日,恒例の二歩の会の新春山行で,和歌山県南部の八郎山に登ってきた.熊野古道大辺路がこのあたりで,海沿いと山沿いの2つのルートに別れている.その山沿いの道は,上田原と中里の集落をつないでいる.この八郎峠を越える古道沿いにある標高250mほどの山である.

午前8時,集合場所に行くとすでに皆さん到着されている.今回は総勢23名とのことである.車に分乗し,まず下山口を目指す.ここに車を一台置き,上田原の登山口を目指す.生活改善センターの駐車場に車を置き出発.出発してすぐ,民家の脇から古道に入る.

ウバメガシなどの自然林の中のよく整備された古道をゆっくりと登っていく.途中,土を盛り上げて道としたようなところを通る.段築と言うようだ.調べてみると,「尾根筋の鞍部に何層にも分けた土層を突固めて構築した盛土部」とのこと.やがて,頭上を送電線が通る平地に出る.展望のいいところだ.北に,これから登る八郎山が見えている.

出発
出発

 
登山口
登山口 民家の脇から古道に入る

 
道標
登山口の道標

 
道
自然林の中を行く

 
段築
盛り土をした道 段築と言うようだ

 
道

 
道標
所々にこのような道標が立っている

 
道

 
道
送電線のところに到着 展望がいい

 
八郎山
八郎山が見える(中央のピーク)

 

小休止をしたあと,さらに歩を進める.途中,2カ所ほど分岐があり,注意が必要だ.登りついたところが八郎峠だ.傍らに祠があり,お地蔵さんが祀られている.地元の方が見え,お参りしている.その方によると“おふき地蔵”と呼ばれているそうである.案内板にしたがって八郎山を目指す.山頂直下,崖地がありロープが張られている.そこを登るとすぐ山頂である.一等三角点が設置されている山頂は小さい広場となっている.展望がよい.

道
八郎山に向かって出発

 
道
八郎山 遠くに海が見える

 
八郎峠
八郎峠に到着

 
地蔵
おふき地蔵

 
道
山頂直下の崖地を登る

 
八郎山山頂
八郎山山頂に到着

 
三角点
山頂に立つ一等三角点

 
展望
大雲取山,妙法山,烏帽子山

 
展望
もう少しアップして

 
展望
陽光に照らされた海に浮かぶ紀伊大島

 
展望
勝浦方面

 

さて下山だ.八郎峠から中里の下山口を目指す.途中野葉の木というところで,庄の集落に向かう庄道と中里の集落に向かう岡山道に分かれる.我々は岡山道を下ることにする.付近にはセンリョウが赤い実をつけている.下りきると林道が現れる.その入口のところが下山口だ.祠があり子安地蔵が祀られている.

下山
さて,下山だ

 
道
慎重に崖地を下る

 
道
植林地の中を行く

 
道
野葉の木

 
道
さらに下って・・

 
林道
林道を行く

 
祠
林道入口の祠

 
地蔵
祠に祀られている子安地蔵

 
地蔵

 

ひと息ついた後,下和田にある大泰寺を目指す.大泰寺は臨済宗妙心寺派のお寺とのことで,本尊の薬師如来座像は国指定の重要文化財になっているとのことである.

登山口まで乗り合わせで車を取りに戻り,帰路,勝浦温泉で汗を流したあと帰宅する.

大泰寺
大泰寺入口 

 
大泰寺
大泰寺薬師堂

 

毎年恒例の新春山歩き.天気にも恵まれ,展望の楽しめる初登りであった.


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