2号魚見小屋からの展望 |
■ | 登山日 | 2018年1月28日 |
■ | 天気 | 曇りのち雨 |
■ | 同行者 | Jino |
■ | 行程 | 駐車地9:17−9:27九木神社9:30−10:00猪垣−10:46オハイ入口−11:00オハイ(昼食)11:50−12:10オハイ入口−12:15古田−12:22分岐−12:40遠見番所跡−12:42先端12:56−12:58遠見番所跡−13:14分岐−13:252号魚見小屋13:36−13:43分岐−14:48オハイ入り口−14:30猪垣14:40−14:56小学校−15:15駐車地 【10km】
(途中休憩、撮影時間含む) |
■ | 行程 断面図 |
※標高には誤差がある可能性があります |
かねてより,ネットで尾鷲市にある九木崎の原生林を歩いた記事を目にし,気になっていた.オハイまではかつて歩いたことがあるが,その先がどうなっているのか興味がある.今回,Jino氏を誘って出かけてきた.出発が遅くなってしまったので,今回はオハイ,遠見番所跡,2号魚見小屋を訪ね,出来れば原生林を通って1号魚見小屋へのルートを少しでも探索できればという計画である.
Jino氏を乗せて九鬼についたのは9時過ぎであった.九鬼コミュニティセンターにことわりを入れ車を停めさせてもらおうと思ったが,閉まっていたので,無断であったが駐車場に車を停めさせてもらった.出発の準備をしていると,犬を連れた4人連れがやってきた.聞くと,やはり九木崎方面へ行くそうだ.彼らに少し遅れて出発する.九木漁港にそった道を進み,九木神社に寄ったあと,神社脇の道を進む.集落脇の細い道を行くと,小学校裏からの道と合流する.右折し,九木崎を目指す.しばらく行くと,左手の山の斜面に段々になった石垣が見える.かつては畑だったようだが,今は杉などが植林されている.さらに進むと立派な猪垣が現れる.
九鬼漁港 |
九木神社参道 |
九木神社 |
九木神社の脇を通っていく |
集落の間を抜けていく |
九木崎への道 |
段々畑のあと |
立派な猪垣が現れた |
猪垣を越えて,先へ進む.しばらくは植林の中の道だが,やがて自然林に変わる.大きな石のごろごろしている涸れ沢や渡るのに少し不安を覚えるような木の橋を渡っていく.大きな丸い石にオハイと赤字でペンキ書きした石が現れる.ここがオハイへの入口だ.
九木崎への道 |
大きな石がごろごろした涸れ沢 |
オハイへの入口に到着した |
沢沿いの道を下っていく.椿の木がたくさん生えている.小さな滝もある.やがて目の前が明るくなるとオハイである.オハイの意味がよく分からないが,広い岩場の海岸である.その中を,沢の水が流れ下り,海に注いでいる.その海をカモメが飛んでいる.日差しがあれば快適な所であるが,あいにくと曇天である.少し早いが昼食とする.
沢沿いの道を下っていく |
小さな滝があった |
オハイに到着 |
広い岩場の海岸を水が流れ下り・・・ |
海へと流れ込む |
昼食休憩 |
さて,来た道を戻り,遠見番所を目指す.オハイ入口まで戻り,先へ進む.オハイへ流れている川だろうか,が流れている.左手に少し開けた場所が現れる.ここが古田キャンプ場跡だろう.近くには小さな祠もある.その先に分岐があり,標識で遠見番所と2号魚見小屋が案内されている.まず遠見番所へ向かう.所々不確かな道を進み,遠見番所跡に到着.228mの標高点の所だ.石組みの跡があり,付近には瓦が散らばっている.展望がきかないので少し先へ行くが,そこでもあまり展望がきかない.小休止する.
オハイをあとに |
(Jino氏撮影) |
古田 キャンプ場跡? |
小さな祠がある |
さらに歩を進める |
分岐に到着 |
遠見番所への道 |
遠見番所跡に到着 |
瓦がたくさん落ちていた |
海の見えるところまで行くが,あまり展望がきかない |
来た道を戻り,2号魚見小屋を目指す.分岐まで戻り右へ道をとる.左に尾根を見ながら行く道が尾根にのってすぐに2号魚見小屋である.窓ガラスが割れ,室内にはいろんなものが散乱している.目の前には熊野灘が広がっている.遠くに見えるのは南伊勢町のあたりだろうか.しばらく展望を楽しむ.
遠見番所跡から分岐への道(Jino氏撮影) |
2号魚見小屋 |
2号魚見小屋からの展望 |
さて,原生林方面を探索しようかと思ったのもつかの間,ぽつりぽつりと雨が落ちてくる.たいした降りではないが,今回はあきらめて,戻ることとする.来た道をたどり,無事駐車地に到着する.帰路,頂山登山口のある林道に入り,登山口と1号魚見小屋への入口を確認する.
椿が咲いている |
再びあの不安な橋を渡り・・・ |
猪垣まで戻ってきた |