与八郎高から見る嘉茂助谷ノ頭 |
■ | 登山日 | 2015年5月26日 |
■ | 天気 | 晴れ |
■ | 同行者 | KT氏,SY氏 |
■ | 行程 | 駐車地9:02−9:10谷を渡る−10:02はしご−10:20花抜峠10:38−11:04 1094mピーク−11:45嘉茂助谷ノ頭への分岐−12:07苔の原13:12−13:24与八郎高14:00−14:09嘉茂助谷ノ頭14:12−14:26分岐−14:54 1094mピーク15:08−15:27花抜峠15:31−16:38駐車地 【10.4km】 (途中休憩、撮影時間含む) |
■ | 行程 断面図 |
※標高には誤差がある可能性があります |
友人二人を誘って嘉茂助谷ノ頭へ出かけた.これまで2回(2010年4月3日,2011年4月10日)訪れているが,いずれもまだ芽吹き前の季節であった.今回は新緑を期待しての山行である.
7時,自宅発.途中で友人二人を乗せ,大台林道を目指す.往古川に沿って林道を辿り,登山口に到着.すでに1台の車が停まっている.その後ろに駐車し,出発準備をする.駐車地前の川を渡り,登山道に入る.はっきりとした道があるが,地形図の波線道とは違っている.崩落して道幅が狭くなっているところもあり,設置されているロープを頼りに行く.やがて谷を渡ると,しばらくは桧の植林地の中を行く.途中小さな沢や涸れ沢を越える.一カ所ハシゴが設置されているところを通る.新しく付け替えられたようだ.その先,登山道の中に生えている灌木が煩わしいところもある.やがて花抜峠である.少し東に行ったところの展望がいい.紀北町相賀の町がよく見えている.展望を楽しみながらの大休止とする.
登山道 |
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涸れ沢 |
花抜峠近くの道 少し木が茂っている |
花抜峠 |
花抜峠からの展望 |
花抜峠からは沖見峠へ通じる立派な道が続いている.少しその道を歩いた後,尾根芯にのる.踏み跡もかすかである.1094mピークの所で,桧だろうか大きな枯れた株を見る.その先も尾根芯をはずさないように注意しながら進む.途中右側に大きく崩落したところを見る.途中で見るシャクナゲも今年は花付きが悪いようで,全然花が見られない.やがて加茂助谷ノ頭への分岐に到着するが,左をとり,山腹道を辿って苔の原っぱへ向かう.苔の原はまだ茶色の部分が多いが,所々鮮やかな緑色を呈している.バイケイソウだろうかも大きな葉を広げている.ここからは天狗倉山と便石山の間に尾鷲の町並みが見えている.ちょうど昼時となったので,昼食とする.
沖見峠へ続く道 |
沖見高(中央のピーク)が見える その左の鞍部が沖見峠 |
1094mピークへの登り |
枯死した巨木があった その上に新しい木が乗っかっている |
かすかな踏み跡をたどる |
崩落地 |
気持ちのいい林の中を行く |
大きな切り株がある |
シャクナゲの花付きは悪い |
嘉茂助谷ノ頭の南側の山腹道を行く |
苔の原っぱ |
苔の原から尾鷲の町を望む |
さて,加茂助谷ノ頭を目指す.ひと息登ると与八郎高である.加茂助谷ノ頭よりこちらの方が展望がいい.ザックをおろして大休子.前2回は木々が葉を落とした時期であったが,今回は新緑である.緑の海の向こうに熊野灘が見えている.振り返ってみると大台ヶ原も間近である.大展望を楽しんだ後,嘉茂助谷ノ頭へ向かう.いったん下ってひと登りすればすぐである.こちらはあまり展望がきかず,大台ヶ原が木々の間から見えている.
与八郎高へ向かう 新緑が素敵だ |
与八郎高からの展望 大台ヶ原 中央右のピークが日出ヶ岳 手前にテンネンコウシ高が見えている |
七つ釜の高 |
熊野灘が見える |
目の前に新緑の加茂助谷ノ頭が見えている |
加茂助谷ノ頭に向かうためいったん鞍部に降りる バイケイソウ?が群落を作っている |
加茂助谷ノ頭山頂 |
三角点 |
加茂助谷ノ頭から見る大台ヶ原 |
さて,下山である.少し戻って,鞍部から分岐を目指す.後は来た道を戻る.途中,1094mピークの先で間違って北に向かう尾根に入ってしまう.はじめてきたときにも間違えたところだ.すぐに気づき,修正する.その後は快調に下り,無事下山する.
新緑と大展望を楽しむことのできた山行だった.