赤石鼻への道から見る塩竈浜 |
■ | 登山日 | 2015年1月25日 |
■ | 天気 | 晴れ |
■ | 同行者 | KT氏,SY氏 |
■ | 行程 | 駐車地9:11−9:31峠−9:55 P254.4m−10:21局ヶ頂10:49−11:07赤石鼻分岐(赤石鼻方面へ少し歩く)11:42−11:48 P207m−12:09塩竈浜13:20−13:40塩竈池−14:07峠−14:22駐車地 【7.9km】 (途中休憩、撮影時間含む) |
■ | 行程 断面図 |
※標高には誤差がある可能性があります |
天気予報は高気圧に覆われ,気温も上がるとのこと.当初は明神平か三峰山あたりで霧氷をと思っていたが,あまり期待できそうにないので,友人をさそって南の山での日だまり山行とする.7時,自宅発.出発の準備をしていると,太平洋から朝日が昇る.
自宅からの日の出 |
途中で二人を乗せ,紀勢大内山ICで降り,コンビニで昼食を買う.道行竈をめざし,道ばたの空き地に駐車する.準備を整えて出発.峠までの道は,かつては車も通ったのであろう幅広の道だが,すっかりと荒れ果てている.途中でため池を見たりしながら峠に到着.そのまままっすぐ行けば塩竈浜である.道を左にとり,山頂を目指す.ロープの手すりのついた階段道を登っていくと,ベンチがあり,展望が開けている.見下ろすと塩竈浜と,海跡湖である塩竈池が見える.さらに所々の急坂を上り254.4mのピークに到着.ここから道を東にとり,ウバメガシの多い道を辿って,局ヶ頂山頂に到着する.ここで大休止.
峠への道 |
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峠に到着 直進すると塩竈浜 左へとって局ヶ頂を目指す |
階段道を登る |
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塩竈浜が見えた |
塩竈池 |
所々シダが覆い被さっている |
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局ヶ頂山頂に到着 |
山頂は大きく切り開かれており,あいにく少しかすんでいるが,大パノラマの展望が広がっている.五ヶ所湾や英虞湾などの志摩半島のリアス式海岸がよくわかる.島のように見えているのは,志摩半島の先端,御座のようだ.これから辿る稜線もよく見えている.遙か下に塩竈浜も見えている.展望を楽しんでいると,相賀浦方面の道から二人連れが登って来,すぐに峠方面へ降りていく.
山頂からの展望 |
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五ヶ所湾方面 |
英虞湾方面 右の島影のように見えるのは御座 |
これから辿る尾根 |
塩竈浜が見える |
さて,我々も塩竈浜へ下ることとし,赤石鼻分岐方面へ向かう.降りだしてすぐの処はなかなかの急坂である.落ち葉で滑りやすい道を注意しながら下る.その跡はなだらかな道を赤石鼻への分岐まで進む.時間があるので,赤石鼻方面を少し探索してみることに.道はやがて崖っぷちに出る.木が生えているのであまり恐怖心はないが,高度差は200mほどもある.遙か下の岩場に釣り客が見えている.適当に切り上げ分岐に戻る.
赤石鼻分岐に向かう |
赤石鼻へ向かう道から見る塩竈浜 |
赤石鼻への道から眼下を見下ろす |
塩竈浜への道もウバメガシが多い.所々の急坂を注意して下り,ようやく浜へ降り立つ.小さなれきからなる広い浜である.岩陰に腰を落ち着け昼食とする.浜に寝そべり,目をつむると,日差しがぽかぽかと暖かい.微風が気持ちよくほほをなでていく.気がつくと,隣でいびきの音が聞こえる.至福のひとときである.
塩竈浜への道の途中から見る局ヶ頂 |
ウバメガシの中を下る |
ようやく塩竈浜に降りつく |
塩竈浜 |
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さて,帰ろうか.浜を辿って塩竈池へ向かう.ここの湖畔にもハマナツメの群落がある.かつてこの池を調査したときコオイムシを見つけたことを思い出す.しばらくは植林された林の中を行く.よく見ると,段々になっている.かつては水田か畑が耕作されていたのだろうか.峠を越え,無事駐車地に到着する.
塩竈池 |
ハマナツメ |
ハマナツメの群落 |
峠に向かう |
帰路,途中で見かけたアオサ?の養殖網 |
暖かい冬の一日,山と海を両方楽しめる山行であった.