迷岳

桧塚奥峰から見る迷岳

桧塚奥峰から見る迷岳(中央のピーク)
               
登山日  2014年11月4日
天気  晴れ
同行者  KT氏,SY氏
行程  八知山林道駐車地(8:30)8:50−9:45登山口9:52−10:22稜線への取り付き10:25−10:35稜線−10:48口迷岳11:00−11:10桃の木平−11:22見晴岩11:33−12:00迷岳13:00−13:45口迷岳−(途中休憩20分)−14:48登山口−15:33駐車地【13.1km】  
(途中休憩、撮影時間含む)
  
行程
断面図
行程断面図
※標高には誤差がある可能性があります



先日登った桧塚奥峰から目の前に迷岳が大きく見えていた.その迷岳へ,そのとき同行していた二人と登りに出かけた.迷岳への登山道は,飯高町側からあり,ガイドブックなどにも主にそれが紹介されているが,小尾根が多く迷いやすいとの記述がある.ネットで,大台町側から八知山林道を辿って登る情報を見つけ,それを辿ることとした.

 朝6時,自宅発.途中で二人を乗せ,大台町のコンビニで昼食を仕入れ,八知山林道へ向かう.林道入口のところで工事をやっており,一瞬通れないかと思ったが,聞くと大丈夫とのことで,八知山林道へ入る.しばらく舗装されているが,すぐに地道となる.荒れた道を登り,前日大台町のHPから仕入れた林道地図を頼りに,記載されている駐車地へ向かう.8時過ぎ駐車地に到着.この先で林道が崩壊しているとのことで,ここから林道を歩いて登山口に向かわなければならないようだ.準備をして出発.これもネットで仕入れた情報で,地元の奥伊勢フォレストピアの行事で登った記録から,この駐車地から林道をショートカットして登ったとの記録を見,その道を探すが見つからず.仕方なく林道を辿ることとする.ところが,途中崩壊している箇所がない.小一時間で登山口に到着.ここまで車で来ることができたねと思うが後の祭り.登山口から上を見ると,車が数台稜線近くに見える.何かの工事をやっているようだ.

駐車地を出発
駐車地を出発

 
林道
林道を行く

 
木材
伐採された木材が積み上げられていた

 
紅葉
所々,きれいに色づいている

 
登山口
 登山口に到着

 

 登山口からは作業道を辿る.歩きやすい道だ.多くは葉を落としているが,その中にきれいに色づいた木々が現れる.紅葉はもう無理だろうと思っていたが,思わぬもうけものである.ジグザグをきりながら登っていく.稜線のすぐ下,道が水平になった先に稜線への登り口がある.それを辿るとすぐに目の前にフェンスで囲われたところが目に入ってくる.見るといろんな種類の雑木が植栽されている.そのあたりから南方面の展望が開ける.総門山,仙千代ケ峰などが認められる.遠くにかすんでいるのは大台の山々である.ひと登りで稜線に出る.と,とたんに風が強くなる.風が冷たい.さて,ここから稜線を西に辿る.落ち葉に覆われた道である.北側,飯高方面に三峰山が見えている.小ピークを越えた北斜面にカラマツが植栽されている.そこからひと登りすると口迷岳である.あまりピークらしからぬ所で,標識がないと見落としてしまいそうである.ひと息つこうと,南側の風の当たらないところで大休止.

   
紅葉
 登山口から作業道に入ると,木々がきれいに紅葉委している

 
紅葉

 
紅葉

 
紅葉

 
紅葉

 
紅葉

 
紅葉

 
稜線への取り付き
稜線への取り付き

 
フェンス
斜面がフェンスで囲われている

  
展望
展望が開けた

 
展望
稜線下よりの展望
※写真をクリックすると別ウインドウに大きな写真が開きます

 
三峰山
稜線に登ると三峰山の山並みが見える

 
稜線を行く
稜線を行く

 
カラマツ
カラマツが黄葉している

 
口迷岳
口迷岳に到着

 

さらに稜線を辿ると,目の前の木々の間に迷岳が見える.道沿いの木々もほとんど葉を落としているが,所々に散りのこしの紅(黄)葉が見られる.しばらく行くと平坦な地形が現れる.桃の木平とある.さらに歩を進めていくと,大きな岩が現れてくる.その一つの上に登ると非常に見晴らしがいい.見晴岩である.古ケ丸山が見えている.麓から尾根線を辿ると,長い尾根歩きを強いられそうだ.その後ろに嘉茂助谷の頭が端正な姿を見せている.右に辿っていくと大台ヶ原だ.その右奥にかすんでいるのは大峰の山々だろうか.遠くに海が白く光っているのも見える.迷岳もずいぶんと近づいてきた.展望岩をすぎると地形図に現れない非常に入り組んだ地形をしている.赤テープ,標識を頼りに進む.さて,最後のひと登りで迷岳山頂である.周りを木々に囲まれており,あまり展望はよくない.南側の一段下がったところで,風をさけながらの昼食とする.冷えた体をどん○衛のうどんで温める.KT氏のいれてくれた食後のコーヒーを飲みながら,ゆっくりと,雰囲気のよい森を楽しむ.

           
迷岳
木々の間に迷岳が見える

 
桃の木平
桃の木平

 
道
落ち葉の道を辿る

 
黄葉
所々に散り残した黄葉が見られる

 
紅葉

 
見晴岩
大きな岩がある

 
見晴岩
見晴岩

 
展望
見晴岩よりの展望 仙千代ケ峰(中央右の台形の山)
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展望
嘉茂助谷の頭(中央奥のピーク)と古ケ丸山(手前中央右のピーク)
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展望
遠くに大峰の山並みも見える
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迷岳
迷岳が近づいてきた

 
黄葉

 
地形
迷岳の手前は複雑な地形をしている

 
やせ尾根
やせ尾根を行く

 
迷岳
迷岳山頂に到着

 
迷岳
迷岳山頂付近

 

1時間もの昼食休憩を楽しみ,下山にかかる.稜線から作業道への下りで,光の具合もよく,目の前の山並みがきれいに見えているので,腰を下ろしての大休止.そして,作業道での紅葉を楽しみながら,往路を辿り,駐車地に戻る.帰路奥伊勢フォレストピアで温泉につかり,疲れをいやす.

   
口迷岳
口迷岳が見える

 
展望
稜線下からの展望
※写真をクリックすると別ウインドウに大きな写真が開きます

 
作業道の紅葉を楽しみながら下る
作業道の紅葉を楽しみながら下る

 
紅葉

 
紅葉

 
紅葉

 
紅葉

 

秋の一日,思わぬ紅葉を楽しむことのできる山行きであった.


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