ツエノ峰(645.2m)

ツエノ峰

丸山千枚田とツエノ峰(左のピーク)
                  
登山日  2014年4月7日
天気  晴れ
同行者  K
行程  赤木城跡−田平子峠12:57−14:23パラグライダー離陸場14:37−14:54ツエノ峰14:56−15:08パラグライダー離陸場15:16−16:13田平子峠【8.2km】)(途中休憩、撮影時間含む)
断面図
行程断面図
※標高には誤差がある可能性があります


 紀和町赤木の城跡の桜も見ごろだろうと、Kと二人でお花見に出かけた。赤木城跡は藤堂高虎の築とされており、国の史跡にもなっている。石垣が立派である。駐車場に車を停め、城跡を見るとちょうど満開である。足元には菫の花も咲いている。城跡に登っていくと、一組の女性のグループがお花見をしている。最上段まで登ると、周りがよく見渡せる。紀和町赤木、長尾の集落がよく見える。その背後の山は玉置山である。その右の方に見えているのは昨年登った白倉山だ。南の方には一族山も見えている。芝生にシートを広げて弁当を食べようとしたとき、上空から何者かが弁当をかすめ取ろうと舞い降りてくる。トビである。幸い弁当は無事だったが、これはたまらんと、桜の木の下に場所を移動する。

赤木城跡
赤木城跡

 
赤木城跡

 
赤木城跡

 
赤木城跡

 
赤木城跡説明看板
 赤木城跡説明看板

 
玉置山
赤木城跡から見る玉置山

 
白倉山
赤木城跡から見る白倉山

 
トビ
このトビが襲ってきた

 

 食後、ツエノ峰へ登ろうと、田平子峠へ移動する。六地蔵が線彫りされた大きな石碑が置かれている。ここは、北山一揆の折、敗北した地域の住民が300人余も処刑された場所といわれている。広場に車を置き、ツエノ峰を目指す。山直下までは延々の林道歩きである。馬酔木の花が満開である。最初しばらくはアスファルト舗装がされているが、やがて地道となる。足元には菫の花が咲いている。ゆっくりゆっくり登っていくと、やがて大きく開けた場所に出る。パラグライダーの離陸場である。紀和町大栗須の集落が眼下に見える。先ほど見た玉置山、白倉山も違った表情を見せる。丸山千枚田もよく見えている。風伝峠の向こうには海も見えている。一族山も目の前に大きくそびえている。景色を楽しみながらコーヒータイムとする。

田平子峠
田平子峠

 
六地蔵が線彫りされた大きな石碑
六地蔵が線彫りされた大きな石碑

 
登山道
線彫りされた六地蔵

 
林道
林道を行く

 
馬酔木
林道で見かけた花々 馬酔木

 
スミレ
シハイスミレ(?)

 
モチツツジ
モチツツジ

 
スミレの仲間
スミレの仲間

 
スミレの仲間
スミレの仲間

 
スミレの仲間
スミレの仲間

 
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パラグライダー離陸場
パラグライダー離陸場

 
玉置山と白倉山
玉置山(左のピーク)と白倉山(右のピーク)

 
風伝峠
風伝峠(中央のへこみ)の向こうに海がかすんでいる

 
一族山
一族山

 
丸山千枚田
丸山千枚田

 

一息ついてツエノ峰を目指す。Kは行かないというので、一人で登る。林道から外れ、山道に入る。道は頂上から南東に延びる尾根に沿って登っている。一息登ると頂上である。残念ながら植林の木々に囲まれ展望がきかない。登ってきた道を下り、Kと合流し、林道を戻る。途中、飛び立っては地面にとまり、翅を太陽の方に向けて日向ぼっこ?をしている蝶を見る。初めて見る蝶である。家に帰って調べてみるとミヤマセセリであった。早春に見られる蝶のようだ。車に戻り、帰路、丸山千枚田に寄る。

ツエノ峰への登り
ツエノ峰への登り

 
ツエノ峰山頂
ツエノ峰山頂 

 
ミヤマセセリ
ミヤマセセリ

 
千枚田
丸山千枚田とツエノ峰(大岩の後のピーク)

 

長い林道歩きと、展望のきかない山頂は残念であったが、パラグライダー離陸場からの展望に救われた山行であった。


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