局ヶ岳山頂 |
■ | 登山日 | 2013年6月9日 |
■ | 天気 | 晴れ |
■ | 同行者 | 調査仲間5人 |
■ | 行程 | 新道登山口8:55−9:33旧道登山口9:45−11:10新道との合流点11:34−11:50局ヶ岳13:10−新道との合流点13:21−14:24新道登山口(途中休憩、撮影時間含む) |
6月8・9日の両日,所属する三重自然誌の会の調査が飯高方面で開催され,参加した.その二日目,局ヶ岳の調査が行われ,山域の調査を兼ねて局ヶ岳に登った.
9日朝,宿泊したツツジの里荒滝を出発し,林道を辿って新道登山口前の駐車地へ向かう.10台くらい停められるであろうか空き地に駐車する.調査は旧道を登り,新道を下るコースで行うという.林道を歩いて旧道登山口へ向かう.途中,分岐した林道に入り少し行くと登山口の表示があるが,そのまま林道を辿る.途中足下に紫色の花をつけた植物を見る.同行している植物屋さんに聞くとイナモリソウとのこと.さらに林道を辿り旧道登山口に到着.それぞれが思い思いに調査をしながら登山道を登っていく.オオルリが鳴いている.道ばたのあちこちにガクウツギが白い花を咲かせている.フタリジズカの花はまだこれからのようだ.植林地が多く,あまりおもしろみはないが,ツリサラグモの網がある.岩の積み重なりの間には渦巻き状のかくれ帯をつけたウズグモの仲間の網があちらこちらに見られる.杉の木の根元にはサラグモの仲間の網がたくさんある.採集したり撮影したりしながら登っていく.やがて尾根に出て,新道との合流点に着く.他の人たちはまだ登ってこないので,休憩がてら待つこととする.やがて一人二人と到着.ひとときの休憩の後山頂を目指す.
新道登山口 |
新道登山口にある案内看板 |
イナモリソウ |
ガクウツギ |
ツリサラグモのお椀状の網 |
ツリサラグモ |
渦巻き状のかくれ帯をつけたウズグモの仲間の網 |
1028mの山頂は一ケ所電波反射板で見通しが利かないが.なかなかの展望である.少し霞んではいるが,ぐるりと山並みが見渡せる.大きな地図を持ってこなかったので,残念ながら山座同定がかなわなかった.1頭のチョウが,近くに別のチョウが飛んでくると盛んにスクランブルをかけている.ここで1時間余りの昼食休憩.
局ヶ岳山頂 |
山頂からの展望 |
山頂からの展望 |
別のチョウが飛んでくると盛んにスクランブルをかけているチョウ |
休憩の後下山にかかる.帰りは新道を辿って下っていく.こちらも植林が多く,あまりおもしろみがない.ジグザグに切られた急坂を下り,駐車地に戻り,解散となる.
調査主体の山行きだったが,初めての山でもあり,山頂からの展望の楽しめる山でもあった.