妙見山〜鵯山(812.8m)

神木の集落から見る妙見山と西ノ峰山

神木の集落から見る妙見山と西ノ峰山

                  
登山日  2009年12月27日
天気  晴れ
同行者  単独
行程  原地神社駐車場10:15−登山口10:20−鳥居−四町10:30−五町10:35−妙見山灯籠10:38−十一町11:00−十二町11:04−十三町11:08−十四町11:12−水場・祠11:20−十八町11:24−横柿峠登り口・妙見山(妙見倉)標識11:30−妙見神社11:32−11:40妙見山(妙見倉)12:00−横柿峠登り口・妙見山(妙見倉)標識12:08−横垣峠登り口分岐・アンテナ12:12−パラボラアンテナ12:20−西の峰・鷲の巣山分岐12:30−分岐12:37−13:00岩13:09−鷲の巣池分岐12:16−13:23鷲の巣池13:27−鷲の巣池分岐13:32−鷲の巣・妙見山・高チラ山分岐13:40−鷲の巣山登り口13:44−炭窯跡14:00−炭窯跡14:04−炭窯跡14:29−鵯山西方鞍部14:35−鵯山14:56−鵯山・鷲の巣山の間の鞍部15:12−鵯山登り口15:17−石ガレ場15:21−鷲の巣・妙見山・高チラ山分岐15:30−15:42展望岩15:52−神武天皇遙拝所16:13−林道16:30−16:40さぎりの里
距離  11.4km


天気が良さそうなので,かねてから懸案であった,妙見山〜鷲の巣山へのコースを歩くこととする.家を出るのが遅かったため,神木の原地神社に到着したのは10時半をまわっていた.原地神社の駐車場に車を置き,身支度を整えて登山口に向かう.5分ほどで登山口に到着。"妙見山2.2km"の標識がある.

原地神社
原地神社

登山口
登山口

しばらくミカン畑の中を進むと,鳥居が倒れている.この夏の台風で倒れたものだろうか.その脇を通って山道に入る.ところどころ崩れかけたところもあるが石段の,そして石の敷き詰められた道が続いている.植林された中をしばらく進むと"四町"と彫られた町石がある.しばらく行くと"五町"の町石が.さらに進むと,右に少し入ったところに"妙見山"と彫られた灯籠がある.さらに進んで十一町をすぎたところで、手すりのあるちょっとした岩場を通過する。ずっと見晴らしは無いが,標高500m位のところで一カ所、振り返ると海が見える場所がある.544mのピークの東を巻いて行った先に水場があり脇の小さな祠に石仏がまつられている.その先に"十七町"の町石.その先しばらく谷部を歩く.

倒れた鳥居
倒れた鳥居

植林された中の道
植林された中の道

町石(4町)
町石(4町)

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灯籠
灯籠

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手すりのある登山道
手すりのある登山道

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振り返ると海が見える
振り返ると海が見える

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水場と祠
水場と祠


"十八町"の町石を過ぎ,しばらくして立派な石段となり、 "横柿峠登り口3.5km・妙見山(妙見倉)0.1km 近畿自然歩道 環境庁三重県"の標識があり,その足下にザックが一つ置かれていた.右の石段の道をとるとすぐに岩肌が見えてくる.妙見神社である(11:32).社は無い.正面にある大きな岩倉がご神体になっているようだ.周りを木に囲まれちょっとした広場になっていてザックがいくつか置かれている.岩倉の上の方で人声が聞こえる.ザックの持ち主であろう.岩倉の左側をテープを目印に巻くように登っていくと,4人グループとすれ違った.「今日は登っている人が多いな」と言う.木の枝に捕まりながら急登すると妙見山(妙見倉)である(11:40).頂上に二つに断ち割られたような大きな岩がある.その上に登ると見晴らしがよい.少し霞んでいるが太平洋から子の泊山がよく見える.木の枝越しに鷲の巣山と鵯山も見える.おにぎりを一つ食べ小休止する.

横垣峠登り口・妙見山の分岐標識
横垣峠登り口・妙見山の分岐標識

妙見神社
妙見神社

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妙見山(妙見倉)頂上
妙見山(妙見倉)頂上

妙見山からの展望
妙見山からの展望

妙見山からの展望
妙見山からの展望

妙見山からの展望
妙見山からの展望

20分ほど休憩した後、頂上を下る、先ほどの横垣峠登り口への分岐から鷲の巣山方面に向かう。すぐに白い建物に出会う。何のための建物かよく分からない。その先アンテナが何本か立っているところに出る。振り返ってみると今登ってきた妙見山(妙見倉)が見える。"展望地・横垣峠登り口3.3km・妙見山(妙見倉)0.4km"の標識がある。ここから杉の植林地の中を下ると横垣峠の登り口に出るようだ。展望地の方向にさらにいくとパラボラアンテナが立っている。少し開けていて、北の方角遠くに雪をかぶった山並みが見える。

アンテナ
アンテナ

アンテナのところから見る妙見倉
アンテナのところから見る妙見倉

パラボラアンテナ
パラボラアンテナ

パラボラアンテナのところからの展望
パラボラアンテナのところからの展望

さらに進んでいくと分岐に出る。左に"見渡くら・西の峰"と書かれた標柱が立っており、右の桧の切り株に"鷲の巣山鵯山・妙見山"と書かれたプレートが打ち付けられている。鷲の巣山方面に道をとっていく。薮が覆い被さっているところがある。その先にも分岐があり、右にとる。右に尾根を見ながら少し進み、ゆっくり左に折れて狭い尾根を歩くようになると、大きな岩の所に出る。目の前に鷲の巣山がそびえており、また、北の方向の展望がよい。あとで調べてみると,大峰山脈大普賢岳から釈迦ケ岳にかけての稜線である.
岩をこえると、杉植林地の斜面を登るようになる。倒木や落枝落葉のため道が判然としない。テープを頼りに登っていくと鷲の巣池への分岐に出る。立木に"鷲の巣山鵯山・妙見山"と記されたプレートが打ち付けられている。ここは春に来たところである。左に道をとり鷲の巣池に向かう。鞍部まで下り、そこから道を右にとり、テープを頼りに進むと鷲の巣池の堰堤に出る。水はかなり少なくなっている。池の向こうに鷲の巣山が見える。

西の峰分岐
西の峰分岐

岩からの展望
岩からの展望

鷲ノ巣池への分岐
鷲ノ巣池への分岐

鷲ノ巣池
鷲ノ巣池

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鷲ノ巣池の導水路
鷲ノ巣池の導水路

先ほどの分岐までもどり、左に折れて鷲の巣山の山腹を巻いていくと、タカチラ山への道と鷲の巣山への道の分岐に出る。右に道をとるとすぐ、鷲の巣山への登り口である。今回はパスし、さらに先に進み鵯山をめざす。ところどころ道が判然としなくなり、テープを頼りとする。鵯山への登り口を探しながら進むが、見つからない。途中炭焼きがまの跡を3つ見る。3つ目の炭焼きがまの先で、鵯山から西に延びる尾根の鞍部に行き着く。どうも鵯山への登り口を見落としてしまったようだ。時間も14時30分をまわっている。少し迷ったが、鵯山まで登れば、その先で今来た道に降りられるだろうと判断し、尾根にとりつき鵯山をめざす。道は判然としないがテープを頼りに急登していくと20分ほどで鵯山の山頂に着く。まわりを木に覆われ展望はきかない。その先にテープがあるので、これをたどれば下の道に出られるだろうと、先に進む。鷲の巣山との鞍部の所から右に斜面を下ると、先ほどたどってきた道に出る。よく見ると、テープに鵯山への印がある。だいぶん遠回りしてしまったようだ。その先に大きな石のガレ場がある。鵯山への登り口を見つける目印になるだろう。

炭焼き窯跡
炭焼き窯跡

炭焼き窯跡
炭焼き窯跡

鵯山頂上
鵯山頂上

もと来た道をたどり妙見山への分岐の所までもどる。ここからは春に通った道である。時間も遅いので先を急ぐ。途中、前回はなかった風倒木がある。秋の台風で倒れたものであろう。途中の岩場から,今登ってきた鵯山を確認する.前回高チラ山をパスしたのでどうしようかと思ったが、時間が遅いこともあり今回もパスすることにする。高チラ山の南を巻き、遙拝所の所から植林の中を下り16時30分林道に出る。そのままさぎりの里まで下る。

大きな岩から振り返ってみる鵯山と鷲ノ巣山
大きな岩から振り返ってみる鵯山と鷲ノ巣山

イノシシの糞
イノシシの糞



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