熊野古道 始神峠

始神峠からの展望

始神峠からの展望
                  
日 時  2014年9月27日 
天気  晴れ
同行者  K
行程  さくら広場駐車場13:55−江戸道登り口13:58−14:45始神峠15:10−15:51導水管15:53−明治道登り口16:06−16:10さくら広場駐車場
行程
断面図
行程断面図
※標高には誤差がある可能性があります


もう昼前であったが,天気がよいのでどこかへ行こうかと,始神峠を訪ねることとした.途中で昼食をとり,登り口のあるさくら広場の駐車場に着いたのは14時前であった.今回は江戸道を峠までたどり,帰りは明治道をたどることとする.トイレをすませ,準備をして出発.絵地図看板の行程によると峠まで1.7km,40分とある.しばらくはキンモクセイの香り漂う小公園?の脇の広い道を行く.右手に発電所の設備が見える.やがて小さな橋を渡ると,その先に始神峠江戸道を解説する看板がある.さて,ここからは山道だ.

さくら広場駐車場
さくら広場駐車場

 
登り口
登り口

 
道
キンモクセイの香り漂う道を行く

  
宮川第二発電所
右手に宮川第二発電所が見える

  
小さな橋を渡る 新宮まで82kmとある
小さな橋を渡る 新宮まで82kmとある

  
看板
江戸道を解説する看板をすぎると山道に

 
道
植林の中を行く

 

所々に設置されている標識を頼りに歩を進める.周りは檜の植林である.足元にヤマジノホトトギスが咲いている.やがて,徐々に山道の傾斜が増してくる.十二曲がりの石柱を越えると道は九十九折りの登りとなる.そして程なく始神峠である.里程を示す標識は10/16である.ベンチに腰掛けると,目の前に車を駐車したさくら広場が見える.その先には紀伊の松島と呼ばれる島々が浮かんだ海が見える.何回か調査で渡ったことのある鈴島や赤野島,大島も見える.展望を楽しみながらコーヒータイムとする.

         
橋
所々にかかる橋を渡り・・・

 
標識
標識に導かれ・・・

 
植林
檜の植林の中を行く

  
ヤマジノホトトギス
足元には山路のホトトギスが

  
階段道
徐々に傾斜も増してくる

  
十二曲がりの石柱
十二曲がりの石柱をすぎると道は九十九折りに

 
始神峠
始神峠に到着

  
展望
始神峠からの展望

  
紀伊の松島
紀伊の松島がよく見える

 

ひと息ついた後,ちょうど登ってきた二人連れと入れ替わるように下山にかかる.峠のすぐ下を明治道が通っている.明治20年代に作られたという荷車も通ることができたという幅広い道だ.途中立派な石積みがある.築かれてから125年以上たっていると,説明看板にある.その先,“板根”の看板が.樫の仲間の木だろうか.根元からのびた根が道に沿って長く伸びている.この道は雑木もあり,道ばたの茂みにオウギグモやコガタコガネグモ,ジョロウグモなどを観察しながら歩を進める.やがて目の前に鉄のハシゴが現れる.発電所への導水管を越えるためのものだ.上に登ると太い導水管が斜面に沿ってのびている.そこからしばらく進んで,明治道の登り口に到着する.元ホテルがあった場所だ.すぐ下の国道を横切り,さくら広場の駐車場に戻る.

            
明治道
広い明治道

 
展望
途中からの展望

 
道
快適に歩を進める

  
石積み
125年以上たっているというきれいな石積み

  
板根
道に沿ってのびる板根

  
雑木
雑木林の中の道を行く

 
はしご
導水管を乗り越えるハシゴ

 
導水管
斜面に沿って太い導水管がのびている

  
展望
導水管の所からの展望

  
明治道の登り口
明治道の登り口に到着

  
さくら広場
さくら広場に到着

 


このページのトップへもどる

熊野のことなどのページへもどる

ホームページ トップへもどる

inserted by FC2 system