■松本峠〜鬼ヶ城城跡を歩く■
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松本峠の地蔵さん |
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日 時 |
2013年1月12日(土) |
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天気 |
晴れ |
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同行者 |
K |
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行程 |
木本側登り口−松本峠−鬼ヶ城趾−桜の道−鬼ヶ城東口駐車場―木本トンネル−木本側登り口 |
暖かい冬の一日,熊野古道松本峠を歩いてきた.
旧国道,木本トンネルの手前,笛吹橋の近くに木本側の登り口がある.入口に案内看板と松本峠600mの道標がある.民家の間を抜けてすぐ階段を上る.左に地蔵さん?を見ながら行くと,すぐ石畳道となる.少し登ると下からあがってきた車道に出会う.車道を少し登ると右手にトイレがある.その先からまた石畳道である.すぐ右手に梅畑が広がっている.つぼみが少しふくらんできている.ここからの七里御浜の景色も素敵だ.
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松本峠 木本側登り口 |
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民家の間を抜けて・・・ |
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階段を上る |
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階段を上ってすぐにある祠 |
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お地蔵さん? |
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台座 |
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正法寺 |
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石畳道 |
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車道に出会う |
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トイレ |
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梅畑 |
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梅畑に立つ看板 |
植林された林の中の石畳道をさらに登っていくと,松本峠である.赤い前垂れをつけたお地蔵さんが立っている.このお地蔵さんの左足もと付近に小さな穴があいている.元禄時代,鉄砲うちの大馬新左衛門が夜中に通りかかったところ,得体の知れないものがたちはだかってきたので,妖怪と思って発砲したのがこのお地蔵さんだったとのこと.この穴はそのときの弾痕とのことである.
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石畳道を松本峠に向かって登る |
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松本峠が見えてきた |
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松本峠 |
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松本峠に立つお地蔵さん |
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足下に小さな穴がある |
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これが鉄砲で撃った穴 |
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案内看板 |
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まっすぐ行くと大泊に続く熊野古道 |
熊野古道はここからさらに大泊へと石畳の道が続いているが,我々は右に折れて,鬼ヶ城趾への散策路へ歩を進めることにする.植林された木の根が浮き出る道を少し行くと東屋がある.日の光に輝く熊野灘、弓なりに伸びる七里御浜の先に霞むのは和歌山県太地の灯明崎、遠くに那智方面の山がシルエットとなっている。すばらしい景色だ。反対側には泊の湾と磯崎の集落が見えている.
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鬼ヶ城城跡へ向かう |
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東屋 |
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七里御浜が一望できる |
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木本町の町並み |
さらに先へ歩を進める.掘り割りと名付けられた切り通しを抜けた先に滝見の丘がある.目の前に桜が植裁されており,その枝越しに泊湾が見える.大泊の清滝が見えるところなのかとも思うがよくわからない.もう一個所の掘り割りを抜けると,展望のいい場所に出る.泊湾から海水浴場,現在工事が進行中の高速道路も見えている.水量の少ない清滝も見える.
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掘り割り |
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滝見の丘 |
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滝見の丘から 泊湾を見る |
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滝見の丘から 桜の枝越しに大蛇峰が見える |
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もう一つの掘り割りを抜けると・・・ |
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展望のいい場所にでる |
さらに少し行って,鬼ヶ城城跡だ.芝生の広場になっている.真ん中に153.2mの三角点がある.その向こうに鬼の見晴台と称する展望台がある.熊野灘が一望だ.マブリオカが眼の下に見える.振り返って見ると,大泊海水浴場から大蛇峰がよく見えている.かたわらのベンチに座り,コーヒータイムとする.
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鬼ヶ城城跡 |
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三角点 |
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さらに先へ行くと・・・ |
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展望台がある |
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振り返って見ると,大泊の海水浴場から大蛇峰(左のピーク)が見える |
一時の休憩の後,山肌に植裁された桜並木の中をつづら折れにつづく,丸太で土止めされた階段道を,鬼ヶ城東口の駐車場に向かって下る.駐車場からは,木本トンネル東口に向かう.途中,熊野市神川町出身で,日本写真界の先駆者と言われる田本研造の碑を見,国道42号線を陸橋で渡り,木本トンネルを抜けて,登り口に戻る.
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桜並木の中を下る |
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駐車場の登り口 |
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案内看板 |
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田本研造の碑 |
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田本研造を説明する碑 |
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木本トンネル |
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