妙見倉からの展望 |
■ | 登山日 | 2013年6月7日 |
■ | 天気 | 晴れ |
■ | 同行者 | T氏夫妻(KT氏,CT氏) |
■ | 行程 | 原地神社10:13−登山口10:19−11:50妙見神社−12:02妙見倉12:10−12:21妙見神社12:54−14:16鷲の巣池14:29−15:10展望地15:26−15:59神武天皇遙拝所16:04−16:45さぎりの里(途中休憩、撮影時間含む) |
1月末に白倉山へ登ってから,ずいぶんと山行きが滞っていた.友人の奥さんが4月に退職されたのを機会に,どこかへ登ろうかと計画しながら,なかなか実施することができなかった.今回,妙見山から鷲の巣山を通って尾呂志へ抜けようと,ようやくその計画を実施することができた.このコースは,前回歩いてからおよそ3年半ぶりである.下山口のさぎりの里へお願いして車を置かせて頂き,登山口の神木の原地神社へ向かう.
神社前の駐車場に車を置き,準備を整え出発する.田んぼの中を歩き登山口へ.妙見山2.2kmの表示がある.今回気づいたのだが,近畿自然歩道にもなっているようだ.しばらくはミカン畑の中を進む.耕作されていない畑も多いようだ.やがて林の中を進むようになる.日差しが遮られるのがありがたい,が,展望は利かない.少し荒れてはいるが,石畳の,そして石段の道を登る.所々に町石が設置されている.およそ17丁付近に水場があり、脇に祠が祭られている。その先、19丁付近の岩に仏像が彫られているということをネットで見た記憶があり、探してみると、かすかにそれらしきものが認められる。
原地神社 左奥の道を行くと登山口に出る |
登山口 |
町石を見ながら登山道を登る |
石の敷かれた登山道 |
水場 |
植林の中の道 |
岩に掘られた仏像? |
さて、最後の石段を登り、鷲の巣山方面への分岐を過ぎると、妙見神社である。鳥居の向こうに見える大きな岩倉がご神体の神社である。社はない。岩の麓に、七里御浜から持ってきたのであろうか、白石が敷き詰められている。左手に大きく回り込んで、所々にトラロープの設置されている急斜面をよじ登り、妙見倉の上に立つ。木々の間に太平洋が望まれる。来た道を注意しながら下り、神社境内で昼食とする。
鷲の巣山方面への分岐 |
鳥居が見えてきた |
鳥居の奧の岩倉がご神体 |
敷き詰められた白石 |
妙見倉からの展望 |
一息ついて、鷲の巣山方面へ出発する。少し行ったところに、右手に下る道がある。これが育生町のがんがら滝からの道であろうか。ネットでもいくつかの情報があり、一度歩いてみたいと考えている道である。その先、何か分からない建物がある。展望地とあるが、木が茂っていて展望は利かない。さらに進むが、あまり歩かれていないようだ。前回歩いたルート図を頼りに道を辿る。それでも2回ほどちょっとしたミスルートをする。途中の岩場から遠く大峰山脈が望める.その先,鷲の巣池への分岐を目指すが,植林地の倒木の多い中でまたしても道を失う.ここは前回も苦労したところだ.幸い,分岐から少し鷲の巣池よりの尾根へ出ることができた.少し下って鷲の巣池へ.この池は下流の阪本地区の水田のためのため池という.それにしてもよくもこのような山奥につくったものだと思う.大変な苦労であっただろう.
遠く大峰山脈を望む |
鷲の巣山 |
鷲の巣池 |
来た道を分岐まで戻り,さらに先へ歩を進め,鷲の巣山への分岐へ.少し疲れてきているというので,鷲の巣山はパスし,下山にかかる.途中崩れかけた猪垣がある.その先,道から少し離れた岩峰の上で展望を楽しみながら休憩する.川瀬の谷をはさんだ向かいの尾根にも岩峰がたくさん見える.尾根の上に少し顔を出しているのが1月に登った白倉山だ.
高チラ山もパスし,その西を巻いて下る.落ち葉のつもった滑りやすい道だ.神武天皇遙拝所を過ぎると植林の中の道を下る.ウラジロシダが生い茂って足下が見にくい.注意しながら下り,ようやく林道に出る.そのまま下ってさぎりの里に到着する.
猪垣 |
神武天皇遙拝所 |
久しぶりの山行で少し疲れたが,友人と共に楽しい山行であった.